オンラインカジノでも使えるマーチンゲール法のデメリット

オンラインカジノには多くの攻略法があります。
その中でも気軽に使える攻略法としてマーチンゲール法が知られています。
しかし、気軽に使える分、攻略法としては洗練さにかけており、デメリットも多いのが事実です。

今回、このマーチンゲール法のデメリットを中心にお話ししていきます。
これを読めばきっとマーチンゲール法の慎重な運用ができるようになるのではないでしょうか。

それではお話ししていきましょう。

逆転が期待できるマーチンゲール法のデメリット

逆転が期待できるマーチンゲール法のデメリット

ある人気ギャンブル漫画でも主人公が起死回生の一発を決めた攻略法として華やかな印象を持っているマーチンゲール法、一発逆転や起始海棲という言葉が似合うマーチンゲール法ですが、デメリットも多くあります。

確かに負けたらベットした金額の倍を賭けて再び勝負するというシンプルで分かりやすいのがマーチンゲール法のメリットです。

そのため、安易にオンラインカジノの初心者でも利用したくなる攻略法なのですが、デメリットを知らないと大きな痛手を負います。
ドラマや時代劇などで、ギャンブルをして身をやつす姿が出てきますが、大概がルーレットや丁半ばくちにマーチンゲール法のような賭け方をして、負けるというパターンです。

また、歴史を紐解くと、ギャンブルの鴨にされやすかったスペインに住むバスク人たちが盛んに負けたら倍賭けるということを繰り返したとも伝聞されています。

このようにネガティブなイメージを持っているマーチンゲール法ですが、具体的にどのようなデメリットがあるのか、端的に言えば資金力が必要なこと、ゲームが限られるということ、そして決まっても利益は少ないということです。
それら3つの具体的なデメリットについて紹介していきましょう。

資金力という体力が要求される

資金力という体力が要求される
マーチンゲール法は資金力が必要です。

つまり、いくら負けても耐えられるだけのチップを用意しなければいけません。
マーチンゲール法は基本的にどんなに負けても最後に一回勝てば負けた分が取り返せる上利益が出るものです。
理屈の上では勝率100%の必勝法と言えます。
ただし、その負け続けることに耐えられるだけの体力が必要です。

具体的な数字を挙げて紹介していきましょう。
例えば、最初に1ドルのベット金額で勝負して負けたら2ドル、次が4ドルです。
この程度で勝てれば問題ありませんが、負けが込むほど一気に倍率が上がっていきます。
8連敗で256ドル、10連敗すれば1,024ドルです。

最初はとても安いのですが、10連敗では非常に高額な資金が求められます。
ここまで来るのは99%あり得ないのですが、100回程度勝負していれば、必ず1回はやってくるのです。
この1回に耐えられないと、今までの損失が全て飛んでしまいます。

また、オンラインカジノのゲームにはベット金額の上限が設定されています。
この上限がゲームによっては1,000ドルになっている場合もあり、10連敗した時点でベット金額の上限に達してしまうため、実質マーチンゲール法の継続が困難になるのです。
こういった上限との戦いもマーチンゲール法のデメリットになり、100回以上プレイすれば、必ず1回は起こりうるのです。

対応できるゲームが限られている

対応できるゲームが限られている
マーチンゲール法はすべてのゲームで使えるわけではありません。
実は2倍の配当のゲームにしか利用できないのです。

例えば、ルーレットの2倍のベット法やブラックジャックなどのスタンダードなテーブルゲームです。
オンラインカジノには、倍率を工夫した様々なゲームがありますが、そういった派手なゲームではなく、地味なゲームで粛々と利益を狙うしかありません。
オンラインカジノの魅力は、派手なゲームやエキサイティングする斬新なゲームです。

地味なゲームを延々とプレイすることは魅力といえるのか、その感じ方によっては大変なデメリットに感じるのではないでしょうか。
しかしマーチンゲール法は、そういった2倍配当のゲームしか通用しないので割り切って利用するようにしましょう。

逆転しても利益があまり出ないマーチンゲール法

一発逆転、起始回生、そんなイメージからマーチンゲール法は勝った際に莫大な利益をもたらす印象があります。
確かに配当金は大きいのですが、今まで投資してきた金額を考えると、その利益は非常に少ないのです。

端的に言えば最初にベットした金額と同じ程度の利益であり、1ドルからスタートしたら、どんな局面から挽回しても1ドル程度しか儲かりません。
100ドルからスタートすれば100ドル儲かるかもしれませんが、その分資金が必要になり、8連敗したら約256万円程度のベット金額が必要です。
こういったことから、1ドルでスタートして何度もマーチンゲール法を繰り返して利益を積み重ねていくのですが、冒頭の1%の確率で出るかもしれない10連敗などにはまってしまい、大きな損失を出してしまうのです。